2014年09月04日

「百年食堂」 椎名誠

相変わらずストップしたままですが、

椎名誠のは何冊か読んでるので

少し感想を。


タイトルがふるってて、気になってた1冊。

グルメにこだわることなく

文字通り百年間(ぐらい)続いている食堂に

行ってみて

話を伺って

食ってみちゃう企画。

特にうまいとか、名物があるとかではないお店の方の

戸惑った感もありーのなお話は

こちらもやや苦笑ぎみに

でも、地元に根付いてやってこれた

力強さに元気ももらったりします。

続いてるってのはやはり

続けてきた人がいるわけで

なかなかそれはすごいことなんでしょうね。

なんだかとても感動的になってきましたが

紹介する椎名さんの筆調はいつも道理で

飾り気なく面白く読めました。

sibainunohi at 21:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年08月04日

「おかあさんの扉」 伊藤理佐

姉のもんちが姪、甥か小さい頃

よく読んでたのをなぜ?

と思ってましたが

そんな私も

育児マンガ、気が付けば読んでます。

共感するというとこが大部分ですが

そもそも、それぐらいしか読む暇なし

というのだな、、、。

この本も「ひとり上手な結婚」読んだ流れですが

伊藤理佐、娘、吉田戦車のノリ(?)

が良いです。

程よい笑いがこみ上げてくる感じで。

同じ時に「ツレがうつに~」の作者の

育児マンガ読みましたが

同じような内容でもって書く人によって

テイストが全然違うなと実感しました。

そんな流れで

瀧波ユカリの

「偏愛的育児エッセイ はるまき日記」は

大変ツボでした。

これはまた後日に書きましょう。


で、「おかあさんの扉」でいいのは

なんと言ってもパパである吉田戦車でしょうね。

あのマンガ家の日常が、、、って

読んじゃいますよね。

まあ、とにかく笑えます。

sibainunohi at 21:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年07月18日

「ひとり上手な結婚」 山本文緒、伊藤理佐

ハハハ・・・データが飛んだ。

ひさしぶりに更新しようかと思ったらこれです

最近買った2冊の本

気が付けば

どちらにもタイトルに「ひとり」ってはいってます

これは私の本心じゃないですよ。たまたまです。



その1冊。「ひとり上手な結婚」

作家の山本文緒さんと漫画家の伊藤理佐さんの

結婚にまつわるお悩みについてのQ&A。

お二人の結婚生活が垣間見えておもしろいです。

かっこいい女が出てくる作品書かれてるのに

家からあまり出ないとか

おひとり様の戸建てを建てられた
(やっちまったよ一戸建て)

理佐さまがいまや結婚(吉田戦車!)して

ラブラブ(の時期は過ぎ、すでにお子さまもいますが)とか。

生活は常に変化し続けるもの、まさにそうでした。

おたくはどうしてる?って感じに

肩の力を抜いてゆるーく読めますよ。

伊藤さんが妊娠中に

酔っ払ってかえったダンナさんにするプレイ(笑)が

おもしろかわいくて好きです。

酒好きの伊藤さんが出産後ちゃんと飲めるように
(呑んでも文句言わせないように)

とーっても優しくするところ

チヤホヤしてても心の中は悪だったんですね。






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2014年06月14日

最近読んでるのは

またもや、本、読めなくなってます。

というか、もんちからマンガが回ってくるので

それを読んでます。



utyukyoudai

はい、「宇宙兄弟」。

先に実写版の映画は観ていたんで
(それは最後の最後におもしろいかもと思ったけど導入部分はなじめなかったな。)

マンガはねー(みることないか)と思いましたが

やっぱり、原作はおもしろいっつーの。

思い込みは損ですね。


ダメな人が頑張っていくってストーリーは鉄板です。

ムッタの最後まであがく姿が好き。

自分の夢をもう一度追っかけようとするところ

夢を実現するために何かを犠牲にするのではないところ
(最終的にウインウインになってる)

熱血過ぎず、押し付けがましくもなく

どこにでもいそうで普通にありそうな

小さな奇跡が積み重なっていくさまは気持ちいいです。

ケンジとの友情もいいね。


ピンチの日々人がムッタにようやく相談したとき

それを深刻に対応せず、なんでもない事のように

言ってあげるところが好きです。
(「大雑把なお前がそうなら、むしろ繊細なオレの将来が心配」とか言うとこ。)

とにかくムッタは優しいお兄ちゃんなんだな。


ダメ兄がぐいぐい伸びてきて

先を走っていた弟、日々人の影が薄くなってますが

今度2人があった時にどんな反応が起こるか楽しみです。
(それが最終ステージなのかな)

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2014年06月03日

『書楼弔堂 破暁』 京極夏彦 

tomuraidou

「書楼弔堂 破暁」 京極夏彦


やっと読み終えました。

最後まで私の好きなテイストという印象は裏切られませんでした。

自分ってやっぱり本が好きなんだなと実感させられましたね。

最近でてた京極さんの作品はイマイチ満たされてなかったので

待ってましたという感じです。


御一新からはや20年以上。明治中頃の東京。

大量の書物に埋め尽くされる弔堂という古本屋で本に巡り会う人たち。

本の成仏させるところだから「弔堂」

わけありな主人の巧みな話と、誰もが知っているあの人たちの妄想広がる短編たち。

弔堂の主人は核心は鋭く突いたりするんですが

知識は豊富なのに語りもソフトで、あたりがやわらかくていいですね。

全然否定しない。

その分、実は嫌味な人物なのかもしれないけれど。

まあ、得体のしれない人です。


他のシリーズと同じく

知識の豊富な人がいて、どうも生き方がダメダメな人がいて。

最後の「未完」という中でストーリーテイラー的な高遠にも1冊の本が用意されるのですが

仕事もしない、家にも帰らない無為に暮らす自分に嫌気がさしながら

でも何もできないやれないと悶々としているそんな男に
(思考の停滞の仕方が自分かと思った)

「生まれてから死ぬまでの間、生に決着や結末はない。それはずっとだらだらと続くもの」

「人間は書きかけの書物と同じで未完なのですよ」

というセリフ。

生きていればすなわち未完。


だから、(誰が何と言おうと)自分のことは自分で決めたらいい。

どんな(にダメで恥ずかしい)生き方でも自信持ってやればいいよ。

ビビってないで(ダメな)自分認めろよ。
(どっちにしろお前だろ)

・・・と納得させられました。

自己肯定してもらって大満足です(笑)

この最後の章、京極堂のあの人につながる話なので

ファンは見逃せませんね。


本を読むこと、本って何を考えさせられます。

本好きの人、幕末好きの人、京極夏彦はまだ読んだことないという人にお勧めしたいです。


sibainunohi at 22:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)